日々のこと
2023-12-14T22:04:12+09:00
ito-atsuko
日々のこと
Excite Blog
家を身にまとう 建築がジュエリーになる時 Wearable House
http://itoatsuko.exblog.jp/30475732/
2023-10-25T12:39:00+09:00
2023-12-14T22:04:12+09:00
2023-10-25T12:39:29+09:00
ito-atsuko
考えたこと
数時間という凝縮された構想と制作の時間の中で浮かんできたことを残しておきます。
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私がこのワークショップで実際に行ったこと玉川学園の丘陵を歩き建築物を選ぶ。大学3号館 演劇舞踏学科棟 この建築から得た印象を用意されていた紙で十数点のパーツを造形。全体の構成を来訪者各々に委ねてみた。
選んだのは複雑にラインが錯綜する60〜70年代の建物で、一部は当時の演劇舞踏の教員の設計との話を聞いた。
その意志と体現の線は、機能の充実を超え、当時の夢や試みの熱を内萌しているように感じられる。
(建物の箱と箱を接続し、橋の用途も持つフリースペースの空間で踊る学生がふたり。)
演劇舞踏の学生のための空間は身体と共に動き線を描く。機能と意匠が一体となり生き物のように動いている。ように感じる。
老朽化のため数年後には取り壊されるという。出来事に満ち満ちている建築は事物としては終わりを告げられるが、
各人の記憶の中の生きられた痕跡として各意識に点滅するのだろう。
玉川学園の創始者小原國芳の言葉のなかに
「反対の合一ということを、全人教育の立場から特に大事にいたします。」
というのを発見した。反対の合一。まとまらない、線の錯綜の各々に目配せしながら大きく共に動いている全体。
これをこの建築の体感として人と共有したいと思った。
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空間やものの錯綜した線のゆくえはそれを見よう感じようとするものだけにはそう現れるし、
そうでないものにとっては物理的な存在に留まるだろう。
単なる`もの`でもあるが、人や他のものと共振する、動きの発現でもありうること。
自分の行ってきたジュエリー制作との接点をここに感じている。
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2023
http://itoatsuko.exblog.jp/30433975/
2023-09-05T12:05:00+09:00
2023-09-25T08:38:49+09:00
2023-09-05T12:05:35+09:00
ito-atsuko
未分類
途中何かでぷつりと切れてしまうかもしれないけれど
とにかくこの数年の変化の記録が
制作したものだけなのは残念だと感じたから
今からまたふらりと、
文を綴っていこうと思います。
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真珠
http://itoatsuko.exblog.jp/27563598/
2018-09-24T10:42:00+09:00
2018-09-24T13:17:51+09:00
2018-09-24T10:42:36+09:00
ito-atsuko
未分類
大村湾で育ったあこや真珠をつかってジュエリーを制作しました。
おのおのが個性ある光を放っていて
それぞれどうやって育ってきたのか問いたくなる真珠
ものとしてというより、生き物だった経過に寄り添いたくなるそんな作業でした。
岡本太郎のこの心地よい文章を纏いながら
”ながい歴史の間、地面にへばりついた植物のように、自然そのままに生きてきた。台風に吹きさらわれ、破れ、自然に朽ち、風化し、しかし新しい芽がその下からしっとりと生え育ってくる。そして同じ運命を繰り返したどって行くのだ。それは淡々と凝滞ない。堅牢だとか、永らえることが価値だなんて、考えもしない。この世界では物として残ることが永遠でない。その日その日、その時その時を平気で、そのまま生きている。風にたえ、飢えにたえ、滅びるときは滅びるままに。生きつぎ生きながらえる、その生命の流れのようなものが永劫なのだ。柔軟できめの細かい肌あい。素朴で、もろく、儚いようだが、強靭なのだ。そして、はるかに明朗であり、屈託のない伸びやかさだ。
沖縄文化論 岡本太郎
/acoyapearl.com
展示詳細はこちらです。
https://indd.adobe.com/view/96902f56-0894-4a14-b525-e1cda2569cc8
A pearl, it loses its life to give birth to beauty…真珠、その命を落とし、その美を生む
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aura
http://itoatsuko.exblog.jp/27544014/
2018-09-11T15:02:00+09:00
2023-10-25T15:36:58+09:00
2018-09-11T15:02:47+09:00
ito-atsuko
未分類
ビーズが現地から離れて東京へ向かったことで
持続は一旦寸断された
これを引き継ぎ
生を取り戻すために
作り手の生きている現在と持続
を吹き込む
ものに神を入れ籠む(なんと日本的な、道端の石ころに対してもその行為が可能なのである)
経済原理から遠く離れた
離れたが故に活かされ
宇宙までつながる
一粒のビーズ
一片の糸
レディーメイドによって
各階級の人々へ与えられた機会
一粒ずつへの慈しみ愛情や
使用頻度、繰り返しによってすでに
AURAを発する
ものへと昇華した(とみられる)
ビーズ
異なる背景をもつものの
混在する
ひとつのまとまりからは、
別の方向に逃げていく線
くっつく線が
奏でるひとつの
あるいはまた別のAURAが発せられ
ジュエリーとして
身体に関係する時に加わる
ひとつの素材
人という一瞬ずつ変化している生のものとの
共生によって
ふたたびのAURAを手に入れることがあるかどうか。
ジュエリーを装着することで
人の意識が変化するだろうか
あるいは無意識のゾーンに突破口をつくるだろうか、
愛着のあるものー
欠損(うさぎのかじり後に見るline)によるAURA
レディーメイドのビーズ欠損から発せられるAURA
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夏休み2
http://itoatsuko.exblog.jp/27472812/
2018-08-09T16:33:00+09:00
2021-06-14T10:02:04+09:00
2018-08-09T16:33:27+09:00
ito-atsuko
考えたこと
ご自身が南の海の底で出会った貝、
これをバングルとして大切に身につけていたいとの依頼でした。
拾ったときの情景、留めておきたい心の動きそのままを
永遠の装身具として作り直すこと。
(真ん中)
装身具
作ったものの空気が付け手のかたの身体の一部として、または限りなく親和性のあるものとして許されてある、あるいは尊ばれてある、心や魂の深いところで繋がれるものあるいは現在あるにも関わらず、ときに記憶の一片でもあるものや心象を未来に繋げたりするものを身につける人の想いや魂をいれ過去にも未来にもつながれるいれもの
今回の装身具展はoutboundという、ものと人を結ぶ原初の交換の場のような環境で本当に、いい巡りに満ちた展示となった気がします。展示はまた第2回、来年に続くとのこと。
また、現在は長崎の真珠を手にして思索中です。 C& storyより真珠の稚貝だそうです。
儚い
生まれてきてくれてありがとうな一枚
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夏休み1
http://itoatsuko.exblog.jp/27472697/
2018-08-09T14:54:00+09:00
2023-10-26T09:21:58+09:00
2018-08-09T14:54:02+09:00
ito-atsuko
考えたこと
2018新年の、富士山に願かけた投稿から早くも半年以上たちました。
その頃楽しみにしていた制作や展示が終わり、
今ようやく心の夏休みに入ったところ,
振り返るゆとりのありがたい時間を得ました。
2月にやってきた近しい人との別れ
病院でしたが隣のベッドで幾晩か
重いけれど清廉で、大切な時間を過ごし
肉体の終わりの最後の最後には
魂が強く動くことを確信しました。
4月は京都
森田さんのところで個展でした。
2年前にギャラリーSUではじめて出会った時にはご家族で、もんちゃんというまだ2歳くらいのお子さん連れで
もんちゃんがギャラリー前の路地で自分の遊びを作り始めた時に、
なんだか懐かしい記憶がよみがえってきました。
20年も前、ちょうど私が小さな子供を育てていた頃のこと。こどものやることをじっと身体で感じながら全てを楽しんでいる自分.
そして昨年自身の京都の展示の時に森田さんのうちに遊びに伺ったときには、
もうすでに私がそこで個展をやることになっていて
その時に庭に散りはじめていた美しい薔薇の花を味わい
来年この花が咲く頃に開催しましょうという緩い約束をしたのです。
そして今年4月の終わりに展示がはじまるそのときちょうど、
花は咲き香りはじめ、
森田さんがあとからおっしゃるには、他の家ではまだ開いていなかったそうだから、
薔薇が話を覚えていてくれて今日ですと
自ら開花させてくれたとしか思えないような、不思議で
今振り返っても言うに言われぬ光景の中で
それははじまりました。
来場下されるかたがたは、私の作ったものを心か魂で観て下さるような気がしていました。
もんちゃんは私を魅了し続け、
時々会場にやってくるもんちゃんを全身全霊で迎え何も見落とさないようにと務めました。
言葉であらわすことは難しいですが、
生を受けてどこからかやってきた心の塊が同じ空間にぽっと火を灯しているような
ずっと幸せを感じていました。
5月骨格展
2月にciboneのお二人がわが家に打ち合わせに来て下さり、
魚の入ったカレーを食べながら
熱のある、魂の籠ったこんなことやるつもりのお話うかがって
身体で受け止め、俄然張り切り作った
作品
白い壁面に設置されるのと身につけるときの違いはどうだろう
首に廻す質感の違うものを横並びで壁に
並べたときはものが浮き出て形や質感が空気を作る
装着することによっては、身体を取りまく空気がかわる
そして人によって動きがはじまり
単に金属とは言えないようなものになる。
様々な意識の方がそれぞれに興味を持ち身につけてくださり、
私が思っているよりもずっと
それぞれが別の仕方で各々の調子にあってくる
作りたかったものと、人との深淵なところの関係
7月装身具について
outbound装身具展
1990年代はじめ、はじめてコンテンポラリージュエリーの公募展に出品したもの。
ちょうど2歳のもんちゃんのような我が子と共に一日を小金井公園で過ごしていたころ。時間だけは永遠のようにあって、道草をしながら子供と同じ目線で驚きと発見を楽しみ、自然を拾い集め徘徊しておりました。台風の翌朝は、森のある公園とはいえある種の人工の残る場所が野生の片鱗を見せる時。根こそぎ倒された大木、昨日まで命あり、日影をつくってくれた樹が、台風始末にやって来た公園管理の職人さんたちに手際よく切られていくばかり。樹の魂のようなものがあったのだとすると、まだその辺りに漂う気配。運搬の前に譲っていただき制作しました。樹肌はそのときのまま、今あの一片がこの手の中にあることの不思議、しばらくぶりに手にしてみると当時の日常がよみがえり、子供たちと共に小さな気配を大切に感じていた自分と再会したような。
同じ頃、チベットへの旅を終えた私は
`自分にとっての宝物を持ち寄って装身具を作ろう`というワークショップを開いていました。手書き
金属やかたちは後に残すための支え(いれもの)であって
大切なものを身につけたい衝動や必然、おもいが
それぞれの装身具をつくっていくと
最後にしるしたジェームス・ジョイスの言葉に
全然変わっていない自分を感じました。
夏休み2へ続く
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2018
http://itoatsuko.exblog.jp/26519635/
2018-01-08T16:04:00+09:00
2018-01-08T16:04:03+09:00
2018-01-08T16:04:03+09:00
ito-atsuko
未分類
新たな気持ちで仕事を始めています。じっくりと思うことを制作へ繋げられるように
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Spiral
http://itoatsuko.exblog.jp/26121350/
2017-10-20T00:07:00+09:00
2023-10-25T15:35:53+09:00
2017-10-20T00:07:22+09:00
ito-atsuko
制作
来週はじまる展示のお知らせです。
PatternPile
会期:2017.10.27(fri) -11.3(fri) 11:00-20:00
会場:Showcase(Spiral 1F)南青山5-6-23by itoatsuko, kimikosuzuki, stitch
http://www.spiral.co.jp/e_schedule/detail_2408.html
今回はpatternというタイトルで、装飾のなごりある朽ちた鉄を使用したジュエリーを制作しました。
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Into Materials
http://itoatsuko.exblog.jp/25973723/
2017-08-11T13:19:00+09:00
2017-10-20T15:12:47+09:00
2017-08-11T13:19:22+09:00
ito-atsuko
制作、展示
`Into Materials`
2017.9.26(tue)-9.30(sat) 10:00-18:00
@Japan Cultural Exchange Nieuwezijds Voorburgwal 177-1 ,1012RK Amsterdam
Japan Cultural Exchange H.P http://www.japanculturalexchange.nl/jceevent/
`Into Materials` FB https://www.facebook.com/events/1914483182147372/?acontext=%7B%22action_history%22%3A%22[%7B%5C%22surface%5C%22%3A%5C%22page%5C%22%2C%5C%22mechanism%5C%22%3A%5C%22page_upcoming_events_card%5C%22%2C%5C%22extra_data%5C%22%3A[]%7D]%22%2C%22has_source%22%3Atrue%7D
アムステルダムでの展示のおしらせです。
漆作家,日置美緒の漆と伊藤の金属各々の素材から
行程を重ねたところで生まれる
一瞬の美を
ジュエリーというかたちに切り取りました。
9月25日に現地入りし、期間中ギャラリーでお待ちしています。
9月にオランダに行かれるご予定の方、在住の方、ぜひ足をお運びいただけると嬉しいです。
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オランダ
http://itoatsuko.exblog.jp/25866728/
2017-06-23T11:49:00+09:00
2017-10-20T15:13:26+09:00
2017-06-23T11:49:26+09:00
ito-atsuko
制作、展示
嬉しいです。
展示での旅は出会う人との距離がより近づきます。
同じ視点でものを観る人と多く繋がれることを期待しつつ。
現在準備中-詳しくはまた追ってご報告します。
そして、その前にもうひとつ楽しみなお知らせです。
7/5(wed.)-7/11(tue.)10:00-20:00(最終日のみ19:30まで)
銀座松屋7Fデザインギャラリー1953にてジュエリーの合同展に参加します。
新作もできあがりつつあり、久々にいろいろな方に会えたらなあと思っています。
毎日終日現場におりますので、どうぞ遊びにいらしてください。
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京都
http://itoatsuko.exblog.jp/25741479/
2017-05-02T17:13:00+09:00
2017-10-20T15:13:56+09:00
2017-05-02T17:13:49+09:00
ito-atsuko
制作、展示
2017.5.13(sat),14(sun)
11:00-20:00
@gallery110京都市中京区西ノ京職司町67-15
tel075-802-8188
itoatsuko jewelry exhibition
今回3度目になるgallery110での展示ですが、
110があの場での活動を終了するということで、今回が最終となります。
お隣のコトバトフク藤井さんとのやりとりや、ご近所の古い喫茶店から運んで来れる生ジュースと店の人、ビルの屋上からの京都を囲む山々を一望する絶景、
旅の発見や心模様とともにその場にいれる、またそんな心持ちで
来て頂く方々と話ができる最高の場所でした。
訪れて下さる方々にも最後の展示
何か想いを残していただけますよう、作品の準備をしたいと思います。
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つくば
http://itoatsuko.exblog.jp/25688935/
2017-04-11T22:54:00+09:00
2017-10-20T15:14:22+09:00
2017-04-11T22:54:45+09:00
ito-atsuko
制作、展示
2017.4.22(sat)-4.30(sun)@ShingosterLIVING
itoatsuko/jewerly tulla/finetextile from India
つくばのシンゴスターリビングでの展示が始まります。
22日には在廊します。新緑とcoxのご飯も楽しみに
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依頼のもの
http://itoatsuko.exblog.jp/25624384/
2017-03-20T14:22:00+09:00
2017-04-03T14:33:48+09:00
2017-03-20T14:22:31+09:00
ito-atsuko
未分類
成人した時に子供達にそれぞれ渡っていく、
世代を繋ぐジュエリーでした。
その日までは父親である依頼主が
装着しています。
子供達のお母さんにも同じ系統のデザインでピアスも作り,
大きく家族の繋がるジュエリー。
未来にむかって
`もの`への想いを刻んでいく
心弾む制作時間でした。
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作用
http://itoatsuko.exblog.jp/25210156/
2017-01-21T11:39:00+09:00
2018-01-15T21:43:58+09:00
2017-01-21T11:39:16+09:00
ito-atsuko
制作、展示
手を動かし
何か心も動かしながら制作したちいさなものが
人の手の中におさまり
その心をまた少し揺り動かすという循環。
ギャラリーの主は
この小さな愛おしい場を
創造し
単なる流通を超越した
原初的な
ものと、それに付随する
意識の交換を支えてくれる
私にとっては、手の仕事に携わりたいと数十年前に思い考えてみたことが
もうひとつ報われるような
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「作用」展 2
http://itoatsuko.exblog.jp/25186013/
2017-01-18T13:03:00+09:00
2018-01-15T21:44:41+09:00
2017-01-18T13:03:29+09:00
ito-atsuko
制作、展示
制作物に感じ、思い、ある日は作家のかたとの興味深い会話。
また、主のぐっと突き進んでいながら、
真摯な姿勢で丁寧に、独特の空気が徐々に人々に伝播していくことに関して。
期間中に味わったこと、ずっと気になっていたことももっと開いて、あるいは深くもと思います。
ありがたい展示でした。
また、作用展は巡回し、本日から(~2017 2.15)
「 la kagu 」新宿区矢来町67
にて開催される「工芸青花」7号関連企画「生活工芸と作用」展にoutboundより参加させて頂きます。
本日は15時から対談が開催されるそうでhttp://www.lakagu.com/event 内容が楽しみでもあります。
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https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/